プロジェクト紹介
森林性鳥類のモニタリング

モニタリングサイト1000 陸生鳥類調査
環境省ではモニタリングサイト1000事業の1つとして,森林の鳥類のモニタリングを行なっています。バードリサーチは,自然環境研究センター,日本野鳥の会と共にこの事業を受託しています。
コア・準コアサイトでの森林性鳥類調査
全国に配置された20のコアサイトと29の準コアサイトで調査を行っています。コアサイトでは毎年,準コアサイトでは5年に1回の鳥類調査を行なっており,毎木調査や落葉落枝の調査なども行なっています。
コア・準コアサイトのページ
一般サイトでの森林・草原性鳥類調査
全国420の一般サイトで5年に1度調査を行なっています。
一般サイトのページ
ニュースレターの発行
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毎年のレポートのほかに,これまでのとりまとめ報告書を発行しました。 |
パンフレット
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東アジア陸生鳥類モニタリングスキームへの協力 |
論文
Ueta M (2020) Avifauna at Ooyamazawa: Decline of Birds that Forage in Bushy Understories. Sakio H (ed) Long-Term Ecosystem Changes in Riparian Forests. Springer Open Access.
植田睦之(2019)森林に設置したICレコーダで録音聞き取りした森林性鳥類のさえずり頻度のデータ.Bird Research 15: R1-R4.
植田睦之ほか(2019)シカの下層植生摂食の影響が宿主を通して托卵鳥へ.Bird Research 15: S11-S16.
Kawamura et al. (2019) Seasonality in spatial distribution: Climate and
land use have contrasting effects on the species richness of breeding and
wintering birds. Ecology and Evolution https://doi.org/10.1002/ece3.5286
植田睦之ほか(2014)全国規模の森林モニタリングが示す5年間の鳥類の変化. Bird Research 10: F3-F11.
植田睦之(2014)温度ロガーをもちいたヤマガラの繁殖時期のモニタリング. Bird Research 10: F21-F25.
植田睦之・福井晶子・山浦悠一・山本裕(2011)全国的な生態観測調査「モニタリングサイト1000」で見えてきた日本の森林性鳥類の分布状況. 日本鳥学会誌 60: 19-34.
調査マニュアル
・第1期(2004~2007)のラインセンサスのマニュアル
・第2期(2008~)のコアサイトのマニュアル
調査の研修会動画
・モニタリングサイト1000とは
・一般サイトの成果
・コアサイト/準コアサイトの成果
・鳥類調査の方法
・模擬調査実習
・植生調査の方法