カルガモ・サバイバル調査は終了しました。バードリサーチニュースで結果を報告しています。
春にかわいいヒナ連れの姿を見せてくれるカルガモ。現在進行中の第3回繁殖分布調査の記録を1990年ごろの前回の分布調査と比べてみると、個体数と分布域が増加してきているようです。バードリサーチニュースに分析結果を書いていますので、そちらもご覧下さい。2019年繁殖期にカルガモのヒナの生存率を調べます。
調査期間: 2019年繁殖期(5~8月までヒナが見られます)
調査方法: 1.下記の写真くらいの生まれて間もないヒナを見つけて、このヒナ数を「初期数」とします。一腹卵数は10~14個なので、それより多くのヒナがいると別の母ガモのヒナが混ざっている可能性がありますが、構わずカウントしてください。 2.調査への参加登録をこちらのフォームから送って下さい。つがい関係の観察もフォームから記入できます。つがいのオスか近所のオスかの区別はしなくて結構です。オス・メスの識別はこちらを参照して下さい。
2.4週間のあいだ可能な頻度で観察を続けて、「初期数」の時点から何日後に何羽になっているかを記録して下さい。4週間経つと下記の写真ほどの大きさになります。そうすると簡単には捕食されないので、調査を終了してください。
報告用Excelファイル(クリックしてダウンロード)に記録を記入して、メールでkoyama@bird-research.jpへ送って下さい。 カルガモの写真は次の皆様に提供していただきました:小川義博、紅林重光、大谷吉次、矢嶋興一、古川セツ、新井清雄、森久繁。