プロジェクト紹介

ヒドリガモの幼鳥率調査


成鳥と幼鳥の識別方法

識別のポイント

 ヒドリガモの成鳥オスは雨覆が白いのに対して、幼鳥オスは白い縁取りのある灰褐色をしています。幼鳥オスの雨覆の色は、春に渡去するまで褐色のままです。ヒドリガモが遠くにいるとうまく識別できませんので、公園や河川敷のようなヒドリガモが近い環境で調査して下さい。望遠鏡があれば、より調査がしやすいでしょう。
 注意が必要なのは、ヒドリガモが遠くにいると、雨覆が茶色なのか、それとも見えていないのか区別しにくいことです。白いラインが見えないから幼鳥だと勘違いしないようにしましょう。どちらか分からないヒドリガモは調査した数に含めず、雨覆が確実に見えた個体だけ、成鳥数と幼鳥数を記録して下さい。

 草を食べるオス成鳥とオス幼鳥。
 陸上での採食中は雨覆を観察しやすい。

 

 上から順に、オス成鳥、オス幼鳥、メス。

 

 左:成鳥オスと成鳥メス。オスの雨覆は白い横線に、メスはウロコ模様に見える。 右:幼鳥オス。
幼鳥オスの雨覆は、メスと似た色をしています。

 


注意すること

 雨覆は常に体側に見えていりとは限りません。ヒドリガモが遠くにいる場合は、雨覆が褐色なのか、それとも雨覆が見えていないのかがはっきりしないので、近距離で観察するようにして下さい。ヒドリガモが活発に動いているときは雨覆は見えやすく、休息していると見えにくくなります。水面を泳ぎ回っているときや、陸上に上がって草を食べているときが、雨覆を観察しやすいでしょう。


雨覆がわずかしか見えない成鳥オス。
まったく見えないときは幼鳥と誤認しないよう注意しましょう。