ショアバーズ ステッピング ストーンズ（SSS）

◯不知火干潟 （しらぬいひがた）
　Siranui Higata

　　モニタリングサイト1000　シギ・チドリ類調査 [コアサイト]

サイト位置

熊本県宇城市松橋町～小川町
北緯32.62 東経130.65

サイト環境

生態系タイプ　干潟
環境タイプ　干潟、河口

保護状況

重要湿地500（不知火干潟（大野川・砂川河口））
Important Bird Area(氷川河口・不知火）
指定猟法禁止区域

調査代表者

井上賢三郎(2006-　　　)


高野茂樹(2000-　　　)

調査範囲

シギ・チドリ類

３シーズンの主な構成種-不知火干潟

　 　 　

	春の渡り期（4・5月）		秋の渡り期（8・9月）		越冬期（12・2月）
	Total	2578.0	Total	460.2	Total	2431.1
1	ハマシギ	1906.6	ソリハシシギ	133.9	ハマシギ	2056.5
2	チュウシャクシギ	288.7	ダイゼン	71.1	ダイゼン	184.8
3	ダイゼン	149.7	アオアシシギ	58.7	シロチドリ	144.4
4	アオアシシギ	56.1	ハマシギ	55.4	アオアシシギ	30.5
5	ソリハシシギ	42.8	シロチドリ	38.5	メダイチドリ	4.9

　※2000年からの年平均個体数（羽）：調査のない年は除く

３シーズンの最大観察数合計のトレンド

　※2000年から2018年まで
　※サイトにおける各種の最大観察数（羽）を合計

サイト概要

シロチドリ、ダイゼン、ハマシギ、アオアシシギが秋から春にかけて見られ、キアシシギ、ソリハシシギ、メダイチドリ、オバシギ、オオソリハシシギが春と秋に立ち寄っていきます。また、希にサルハマシギ（春）、オオソリハシシギ（秋～春）、アカアシシギ（春/秋）が見られる事もあります。 近年はズグロカモメ、ツクシガモ、クロツラヘラサギの越冬数が多くなり、最多時には337羽、223羽、13羽を数えました。そして、クロツラヘラサギの若鳥が越夏するようになってきています。

課題

現在の河口干潟はコンクリートの堤防に囲まれて、河川のやや上流部に僅かに芦が残る程度である為、水の浄化能力に貧しい。ヒガタアシが定着しつつある。

サイトPhoto

• 環境
• シギ・チドリ類