◯安濃川河口~志登茂川河口 (あのうがわかこう~しともがわかこう)
 Ano-gawa Kako,Shitomo-gawa Kako

  モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査 [コアサイト]

サイト位置

三重県津市島崎町
北緯34.73 東経136.52

サイト環境

生態系タイプ 干潟
環境タイプ 干潟、河口

保護状況

Important Bird Area(安濃川・志登茂川河口)
銃猟禁止区域

調査代表者

西浦克征(2000-   )




調査範囲



シギ・チドリ類

3シーズンの主な構成種-安濃川河口~志登茂川河口

     
春の渡り期(4・5月) 秋の渡り期(8・9月) 越冬期(12・2月)
Total 572.0 Total 212.6 Total 487.4
1 ハマシギ 329.3 キアシシギ 67.4 ハマシギ 373.7
2 キアシシギ 130.9 ミユビシギ 42.5 シロチドリ 37.1
3 チュウシャクシギ 26.5 シロチドリ 31.3 ミヤコドリ36.2
4 メダイチドリ 17.9 ソリハシシギ 21.2 ミユビシギ32.9
5 ミヤコドリ 16.6 トウネン 18.9 ダイゼン2.5
 ※2000年からの年平均個体数(羽):調査のない年は除く

3シーズンの最大観察数合計のトレンド


 ※2000年から2018年まで
 ※サイトにおける各種の最大観察数(羽)を合計

サイト概要

安濃川は砂質、志登茂川は泥質で両河口は200mほどの近さで海にそそいでいる。干潟の面積はそれほど大きくなく、また付近には水田などもないためシギ・チドリの個体数、種類ともに限られている。 春・秋期に比較的多く見られるのはキアシシギで、冬期ではミヤコドリが近年増加傾向にあり50羽を超えてきている。ミヤコドリは南の雲出川河口との間を行き来している。ハマシギやシロチドリなどもやや多く見られるが、大型のシギ・チドリ類は少ない。

課題

河口先端部の堤防道路への車の乗入れ防止の処置が最近行われゴミの不法投棄は減少しているが、春から秋にかけての潮干狩り客が多いことによる採餌への影響が懸念される。

サイトPhoto

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