プロジェクト紹介

こぶはくウォッチ


こぶはくウォッチにご協力ください

調査の目的


バードリサーチでは、コブハクチョウを含む外来鳥の分布調査「外来鳥ウォッチ」を従来から実施しており、日本国内での外来鳥の分布状況を調べてきました。

コブハクチョウは、昭和期に海外より移入され、現在では野生化したものも含めて日本各地の湖沼や公園等で広く見られるようになっています。 しかし、コブハクチョウの日本国内における状況は、十分に明らかになっているわけではありません。
個体が大きく、動作が比較的緩慢、しかも人間をあまり恐れないという特徴があるコブハクチョウは、観察が容易です。
個々のコブハクチョウの観察を積み重ねていくことにより、個体間の違い、成長の様子など、いろいろなことが明らかになってくるかもしれません。
そこで、「こぶはくウォッチ」では、従来からバードリサーチでおこなってきた分布調査に加えて、個体調査をおこなうことにより、コブハクチョウの状況や生態について深く調査を行うことを目指します。


コブハクチョウについて

コブハクチョウ


 コブハクチョウは、日本で見ることができるハクチョウのうちの一種です。 オオハクチョウやコハクチョウと同じように全身白色ですが、赤みを帯びたくちばし、目の前の色、鼻の孔の周りの色、そして名前の由来である"こぶ"があり、ずいぶんと顔は違います。コブハクチョウは英名をMute Swanというように他のハクチョウとくらべると、ほとんど鳴くことはありません。
※「mute」は「無言、声を出さない」という意味。

コブハクチョウ コブハクチョウのかお コハクチョウのかお

コブハクチョウの成鳥

コブハクチョウの顔

コハクチョウの顔


Polish Swan


 コブハクチョウには、「本来のコブハクチョウ」と、「Polish Swan」と呼ばれる二種類がいます。 この二種類は、目の周りの色や、水かきの色が違います。

黒水かき 白水かき
黒色(本来)
白色(Polish Swan)

とくに幼鳥期は、二種類のいずれであるかを見分けることは簡単です。本来の幼鳥の羽とくちばしの色が灰色なのに対し、Polish Swanの個体は羽は白く、くちばしは肌色です。

黒幼鳥 白幼鳥
黒色(本来)幼鳥
白色(Ploish Swan)幼鳥

個体の特徴


 ほかのハクチョウと比べたときのコブハクチョウの顔の特徴である「くちばしと黒い部分の境目の形」、「鼻の孔の黒い部分の長さ」、そして「こぶの大きさ」は、バリエーションがあって、それぞれの個体ごとに違っているようです。



・くちばしの境目の形
フラット
中央部
下部
そばかす
フラット
中央部に凸
下部に凹
そばかす
・鼻の孔の黒い部分の長さ
鼻孔短
鼻孔長
鼻孔の黒い部分: 短

・こぶの大きさ
こぶ小
こぶ大
こぶの大きさ:小