プロジェクト紹介

外来鳥ウォッチ


外来鳥調査にご協力下さい


 外来生物による生態系等への被害を防ぐために外来生物法が制定されました。鳥類ではガビチョウ,カオジロガビチョウ,カオグロガビチョウ,ソウシチョウがその対象になっています。
 それ以外にも,すでに日本全国に定着しているコジュケイ,コブハクチョウ,近年,おもに島嶼部で定着し,その生態系への被害が心配されているインドクジャクなどの外来鳥がいます。こうした鳥たちは現在も分布が変化しており,その変化を追跡していくことが重要です。そこで,これまでも外来鳥類の情報収集をしてきた(株)鳥類環境と共同で,このうちガビチョウ,ソウシチョウ,コジュケイ,コブハクチョウ,インドクジャクの分布を明らかにしていくことにしました。



ガビチョウ


 全長21~24cmでツグミ大。全体に茶褐色で黒褐色の縦斑がある。眼のまわりには、はっきりとした白色部があり後方へ細く延びる。うるさいくらい大きな声で,様々な鳥の鳴きまねを含む複雑な声で鳴く。
<鳴き声を聞く> WMA形式

ガビチョウ
撮影:内田博

ソウシチョウ


 全長約13~16cmでスズメ大。上面は暗灰緑色、喉は鮮やかな黄色で、胸は帯状に赤い。下面は淡黄色。眼のまわりは白っぽく、嘴は赤色。翼には赤色と黄色の斑がある。声はガビチョウと似るが,小鳥らしい柔らかい口笛に似た音色でさえずる。地鳴きは「ジュ、ジュッ」と鳴く。
<鳴き声を聞く:さえずり> WMA形式
<鳴き声を聞く:地鳴き> WMA形式

ソウシチョウ
撮影:守屋年史

コジュケイ


 全長約27cmでハト大。全体的に赤褐色で,眉と胸が青灰色。小群で地上を歩いているところを見かけることが多い。けたたましい声で「チョットコイ,チョットコイ」と鳴いたり,「ピェ~」と鳴いたりする。
<鳴き声を聞く:さえずり> WMA形式
<鳴き声を聞く:地鳴き> WMA形式

コジュケイ
撮影:守屋年史

コブハクチョウ


 全長は約150cm,くちばしの付け根に黒い瘤状のものがあり,くちばしが赤みを帯びているのがほかのハクチョウと異なる。
各地の公園で飼われ,逃げ出したものが野生化している。

コブハクチョウ
撮影:長嶋宏之

インドクジャク


 全長は,オスは尾が長いために2mを超えるが,メスは86~90cm程度。南西諸島のいくつかの島で定着が確認されているが,動物園や公園などで放し飼いにされており,今後本州でも定着する危険性が考えられる。

インドクジャク