ミヤマガラス初認調査2012 調査結果


背景地図はESRI社のArcGIS Onlineで提供されているWorld Physical Mapを使用しています


今年の初認は
 2005年は10月4日,2006年は9月18日,2007年は9月19日,2008年は9月28日,2009年は9月26日,2010年は10月11日,2011年は10月8日が最も早い記録でした。
 2012年は沖縄県の与那国島で9月24日に1羽が観察されたのが最初でした。九州以北では,西日本では長崎県の対馬で10月15日に約200羽の群れが,東日本では青森県の竜飛崎で10月7日に290羽の群れが観察されたのが最も早い記録でした。

渡来のピークは
 初認の情報が集まるピークは毎年10月下旬ですが,年によって変動があります。2011年は渡来が早い年でしたが,2012年は例年並みでした。




図.ミヤマガラスの初認時期.前後3日ずつを含めた1週間の移動平均で初認情報の件数の変化を表している.縦軸の値は,各年ごとの10月中の最大値を100としている.