バードリサーチ 2011研究集会 <モニタリング調査解析編>

久々の研究集会を富士山山中湖で開催しました。今回は合宿形式の泊りがけで,長期的な定点モニタリングの結果の分析方法をテーマに行ないました。また,特別講演として最近,モニタリング関係の論文を精力的に発表されていて,鳥学会や生態学会からもその研究が表彰されている東京大学の天野達也さんにお話しいただきました。

解析 実習中


日時:2011年 5月21日(土)13:00 〜 5月22日(日)12:00

会場山中湖情報創造館

プログラム(講演要旨はこちら)
 1日目
特別講演
どのようにして鳥類をモニタリングするか?−ヨーロッパと日本の事例−(天野達也)
研究発表会
エルニーニョ現象がアカハラダカを減少させる?(馬田勝義)
照ヶ崎(神奈川県)のアオバト吸水行動(大坂英樹)
ユリカモメのカラーマーキング調査について(澤 祐介)
キビタキが早く来るのはどんな場所? 青木ヶ原樹海における事例
       (岡久雄二,大久保香苗,高木憲太郎,森本元)[録画はありません]
ツバメ初認時期の変化と営巣環境による巣立ちヒナ数の違い
       (神山和夫)[録画はありません]
沢音のある場所とない場所での鳥の生息状況の違い(植田睦之)

実習
実践 モニタリングデータ解析:TRIMを使った個体数変化の解析(笠原里恵)


 2日目
  スポットセンサスによる鳥類調査の実践
  スポットセンサスのデータ整理とそれを使った鳥の環境選択の解析