モニタリングサイト1000 ガンカモ類調査集会

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重要生態系監視地域モニタリング推進事業(モニタリングサイト1000)のガンカモ類調集会を、2010年2月28日に米子水鳥公園で開催します。
どなたでも参加していただけますので、ガンカモ類にご関心がありましたら、ぜひお越し下さい。


1. 日時 2010年2月28日(日) 調査発表会 13:00〜17:00
    懇親会 18:00〜20:00
28日は事前の参加申し込みは必要ありません。
2. 会場 米子水鳥公園(鳥取県米子市)
3. 参加費 発表会は無料、懇親会は会費制。
 
4. 3月1日(月)に中海周辺でエクスカーションを行います。
参加ご希望の方は事前にお申し込み下さい。


ガンカモ集会のプログラム

調査発表会(13:00〜17:00)

第1テーマ:大型湖沼の水鳥調査
 中海・宍道湖と琵琶湖について、現地で調査をしている皆さんから、広大な湖沼で調査するときのテクニックや、それぞれの湖沼の水鳥について発表していただきます。

■ 中海・宍道湖(鳥取・島根県)
【土居克夫 日本野鳥の会鳥取県支部】
 中海の鳥取県側における越冬初期と中期、後期のガンカモの種組成の違いをご紹介いただきます。
【森茂晃 ホシザキグリーン財団】
 西日本有数の大型湖沼である宍道湖での調査方法とその結果をご紹介いただきます。

■ 琵琶湖(滋賀県)【植田潤 湖北水鳥センター】
 野鳥の会滋賀支部による滋賀県の水鳥調査は2005年にスタートし、数百名が参加して琵琶湖全周と約100カ所の湖沼の調査を行っています。この調査活動については、これまでわかった水鳥の傾向などについて紹介していただきます。

第2テーマ:季節や気象条件によるハクチョウ・カモ類の移動
 ハクチョウ類とカモ類が秋から春にかけて、どのようなパターンで変化していくかを各サイトの方に紹介していただきます。飛来パターンの例については、こちらのページにある報告書をご参照ください。
 全国的な季節変化については、モニタリングサイト1000渡り鳥飛来状況調査日本の白鳥の会の調査記録などから分析した、全国的な季節移動のパターンについて紹介をします。

■ 新潟平野(新潟県) 【佐藤安男 佐潟水鳥湿地センター】
 コハクチョウの最大の越冬地である新潟平野の4つの湖沼(佐潟、鳥屋野潟、瓢湖、福島潟)で毎週カウントしているハクチョウ調査のデータから、コハクチョウの年変化や季節変化について紹介していただきます。
■ 八幡川河口(広島県) 【日比野政彦 モニタリングサイト1000調査員】
 広島県広島市の八幡川河口は広島県有数の探鳥地です。シーズンを通してのカモ類の様子について紹介していただきます。
■ 玉島下水処理場(岡山県) 【山ア充茂・法子 渡り鳥飛来状況調査調査員】
 岡山県倉敷市の玉島下水処理場は、全国40カ所で毎月3回のガンカモ調査をしている「渡り鳥飛来状況調査調」の調査地です。カモ類の季節変化について紹介していただきます。
■ 全国の飛来パターン 【神山和夫 バードリサーチ】
 カモ類の季節移動についてはガンやハクチョウほど知られていませんが、今回の発表者のみなさんに報告していただく地点だけでも、秋に渡りの通過が多い米子水鳥公園(鳥取)、越冬地タイプの玉島下水処理場(岡山)、その両方を合わせたような八幡川河口(広島)と、地域によって特徴的なパターンがあることが分かります。このようなカモ類の季節変化について、全国の調査地からの報告をまとめてご紹介します。





懇親会(18:00〜20:00)
 会場近辺の予定です。
 会費制です。参加ご希望の方は当日受付でお申し込み下さい。

エクスカーション


午前中の予定ですが、時間は決まり次第お知らせします。
車を用意する都合上、参加ご希望の方は事前にお申し込み下さい。

鳥取県安来市のふゆみずたんぼ
■ 中海周辺の干拓地


お問い合わせ・エクスカーションの参加申し込み


 神山和夫 電子メール(
   Tel/Fax:042-401-8661

会場のご案内 −米子水鳥公園−

鳥取県米子市彦名新田665
電話:0859-24-6139


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交通機関
バス JR米子駅から内浜線境港行きで約20分バス停「乗越」下車、バス停から徒歩20分
米子自動車道・米子ICからJR米子駅まで約20分
JR米子駅から公園駐車場約15分
駐車場から徒歩2分