モニタリングサイト1000 ガンカモ類調査 交流会
コハクチョウとオオヒシクイの渡りを考える

琵琶湖水鳥・湿地センター

2012年1月21日(土曜日) 13:30〜17:00

■終了しました。後日、報告を掲載いたします■

 環境省が実施している重要生態系監視地域モニタリング推進事業(モニタリングサイト1000)のガンカモ類調査交流会を、2012年1月21日に琵琶湖水鳥・湿地センターで開催します。
 どなたでも参加していただけますので、ガンカモ類にご関心がありましたら、ぜひお越し下さい。


1. 日時 1月21日(土) 13:30〜17:00
2. 会場 琵琶湖水鳥・湿地センター
3. 参加費 交流会は事前申し込み不要、参加無料です。

21日(土)の交流会終了後、懇親会(17:30〜19:30)を開催します。
会費は3000〜4000円の見込みです。
参加ご希望の方は事前にお申し込み下さい。
22日(日)午前中に琵琶湖のガンカモを見るエクスカーションを行います。
参加ご希望の方は、事前にお申し込み下さい。
定員の都合上、お断りする場合もあります。ご了承ください。

    お問い合わせ、お申し込みは、バードリサーチの神山 まで。
     電子メール()/Fax:042-401-8661

交流会プログラム


モニタリングサイト1000について

モニタリングサイト1000の概要
  環境省生物多様性センター 吉澤泰輔

モニタリングサイト1000ガンカモ類調査
  バードリサーチ 神山和夫

東日本大震災のガンカモ類への影響について
  日本雁を保護する会 呉地正行


コハクチョウとオオヒシクイについて

コハクチョウとオオヒシクイの国内移動の概要(バードリサーチ 神山和夫)
 コハクチョウとオオヒシクイは、秋にロシアから北海道に渡り、その後、日本海側の平野を移動しながら琵琶湖までやって来ます。その移動時期は寒さや積雪によって影響を受けるようです。モニタリングサイト1000などに提供していただいた各地の記録をもとに、彼らの移動の様子をご紹介します。

新潟県からの報告(佐潟水鳥・湿地センター 野沢沙樹)
 越後平野には、水田が広がり、ガンカモ類のねぐらとなる複数の湖沼があります。瓢湖・福島潟・鳥屋野潟・佐潟の4湖沼では、2000年から新潟県水鳥湖沼ネットワークを結成し、白鳥・雁類の生息数同時調査を行ってきました。これまでの調査から見えてきたこと、越後平野での白鳥たちの暮らしを、紙芝居形式で紹介します。

石川県からの報告(鴨池観察館友の会 山本芳夫
 片野鴨池は、1993年にラムサール湿地に登録された日本有数のガン・カモ・ハクチョウ類の飛来地である。片野鴨池観察友の会は、1988年に設立され、鴨池観察館レンジャーと共に片野鴨池の環境保全活動を進めている。その活動の中で、片野鴨池周辺の環境保全の重要性が認識され、登録湿地面積の拡大をめざし活動をしている。今回は、コハクチョウに絞り、片野鴨池及び周辺の湿地における数や採餌場の季節的変動及び年次的変動を紹介する。

福井県からの報告(福井県雁を保護する会 阪本周一)
 九頭竜川河口周辺のオオヒシクイについて、個体数が20年前より10分の1まで減少した原因や、河川の生息環境の復元に取り組んでいる現状など、餌場の環境問題をテーマにご紹介します。

滋賀県からの報告(湖北野鳥センター 植田潤)
 日本最大の湖で水鳥をカウントする方法や、その苦労話などを交えながら、琵琶湖内での環境による分布の違いや、年変化をご紹介します。



意見交換



懇親会(18:00〜20:00)
 会費制(3000〜4000円程度)です。
 参加ご希望の方は事前に()までお申し込み下さい。


会場のご案内 琵琶湖・水鳥湿地センター

滋賀県長浜市湖北町今西 電話:0749-79-8022
ホームページ


琵琶湖・水鳥湿地センターへの行き方はこちらのHPをご覧下さい。